【月報・青学陸上部】箱根のエントリー発表へ。16名は誰なのか? (2ページ目)

  • 佐藤 俊●文 text by Sato Shun
  • photo by Kyodo News

 エースの一色に加え、来季のエース格の田村和、下田、そしてキャプテンの安藤は青学の中心選手。茂木は今季、夏季合宿もすべて参加し、好調を維持。森田は全日本でMVPを獲得、小野田も区間賞を取り、箱根6区のスペシャリストとして必要な選手だ。鈴木は原監督から全日本回避の命を受けて世田谷ハーフマラソンに照準を合わせ、63分を切る62分55秒という好タイムで2位に入った。昨年、このレースで優勝した中村祐紀が原監督から「使うよ」と明言されたように鈴木の起用は、ほぼ間違いない。

 この8名の選手は故障や病気以外での落選はありえない鉄板メンバーだ。

 では、残り8名はどういう選手がメンバー入りしてくるのだろうか。原監督がカギとなると明言した10000m記録会と世田谷ハーフマラソンの上位選手は整理すると以下になる(上段が10000mのタイム、下段がハーフマラソンの順位・タイム)。

梶谷瑠哉 (2年)
  28分52秒94(自己ベスト) 
   出場せず 
 
池田生成 (4年)
  29分10秒07          
   6位・63分53秒
 
富田浩之 (2年)
  29分11秒75(初レース)   
  13位・65分19秒(初レース)
 
林 奎介 (2年)
  29分15秒58(自己ベスト)  
  5位・63分52秒(自己ベスト)
 
山田滉介 (2年)
  29分22秒51(自己ベスト)  
  9位・64分04秒(自己ベスト)
  
秋山雄飛 (4年)
  29分25秒94         
  11位・64分52秒

生方敦也 (1年)
  29分26秒81(初レース)
  出場せず

橋間貴弥 (2年)
  29分31秒10(自己ベスト)  
  27位:66分51秒(自己ベスト)

吉永竜聖 (3年):
  29分39秒51(自己ベスト)  
  4位・63分36秒(自己ベスト)

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