【大相撲】21歳の"横綱キラー"藤ノ川が語る新関脇の景色 受け継いだ四股名にも「プレッシャーはない」 (2ページ目)
【四代目・藤ノ川からのメール「初心忘れず頑張れ」】
先代・伊勢ノ海親方は、四代目・藤ノ川。明治から続く伊勢ノ海部屋伝統の四股名で、現在の藤ノ川で六代目になる。
四代目藤ノ川。先代・伊勢ノ海親方。(浅坂直人マネージャー提供)この記事に関連する写真を見る
新関脇の昇進会見で、藤ノ川は「これが終わったら先代に連絡します」と語っていた。会見後に電話をかけたところつながらず、メールが届いたという。
「関脇昇進おめでとう。初心忘れず頑張れ。」
六代目は「ありがとうございます。がんばります」と返した。
六代目・藤ノ川、本名は齋藤成剛(さいとう・せいごう)。父・甲山親方(元幕内・大碇)の影響で、5歳から相撲を始めた。育ったのは東京、江戸川区春江町にあった移転前の伊勢ノ海部屋で、幼い頃から弟と一緒に土俵で相撲を取っていた。
藤ノ川は三兄弟の長男。甲山親方が男手ひとつで3人を育ててきた。祖父が横綱・柏戸の大ファンで、父・甲山親方は「柏戸剛(つよし)」から「剛」の名をもらった。その一字を、成剛、次男の忠剛(ちゅうごう/幕下・碇潟)、三男の夕剛(ゆうごう/埼玉栄高2年)が受け継いでいる。
高校卒業後、父からの「早いほうがいい」という勧めもあって大学には進まず、すぐに入門した。2025年の名古屋場所での新入幕を機に、「若碇」から改名して「藤ノ川」を名乗った。
自分が元気なうちに藤ノ川を継いでほしい――。改名の裏には四代目の思いがあった。
伝統の四股名は肩にのしかからないのか。
「プレッシャーは感じないっすね」
部屋を背負っているという感覚も「ないです」とあっさり答えた。
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