初のプロリーグに参戦した吉田知那美が思い描くカーリングの未来「新たな動きが起こっている実感がある」 (4ページ目)
――そのなかで、吉田選手はどんなことを考えているのでしょうか。
吉田 カーリングだけでなく、スポーツ競技の発展を考えていくなかではよく、競技性を重要視していくのか、それともエンターテインメントとして進化していくのか、という議論がかわされます。でもロックリーグで活動させてもらい、両立できてこそプロスポーツなんだと学びました。
特定の何かに振りきっていけるわけでもなく、どこか一カ所が突出せず、競技性もエンターテインメント性も、伝統や文化、地域への貢献なども含めて、たくさんの要素があって、それをグラフにしたらきれいな円になるような(イメージ)。カーリングがそんな、選手も観客も置いてけぼりにしない、持続可能なスポーツになっていくことをイメージしながら私も活動していきます。
(つづく)◆ロコ・ソラーレを離れた吉田知那美の現在、そして今後...>>
photo by Goh Fujimakiこの記事に関連する写真を見る吉田知那美(よしだ・ちなみ)
1991年7月26日生まれ。北海道北見市出身。幼少の頃からカーリングをはじめ、常呂中学校時代に日本選手権3位入賞。2011年に北海道銀行フォルティウス(当時)に入団し、2014年にはソチ五輪で5位に入賞した。その後、2014年6月にロコ・ソラーレに加入。2016年世界選手権準優勝、2018年平昌五輪銅メダル、2022年北京五輪銀メダルといった結果を残した。そして2026年、12年間所属していたロコ・ソラーレを離れて、世界初のカーリング・プロリーグ『ロックリーグ』の「タイフーンカーリングクラブ」の主将に就任した。今年、楽しみにしているのは野沢温泉のたけのこまつりと、燈籠祭り。
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