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角田夏実、引退や結婚・出産に揺れる胸の内 80歳現役を目指す石井寛子は競技への思いや恋愛事情を明かす (5ページ目)

  • text by Sportiva

【注目される立場として】

――石井選手は人前に出るときにはしっかりとメイクをされる印象があります。やはり人から見られる職業として、そこはきっちりしたいという意識があるのでしょうか。

石井 競輪を広めるためにもきっちりしておきたいという意識でやっています。ガールズケイリンの歴史はそんなに長くはないですし、どんな人がいるのかなという目線で見られていると思っています。だから優勝したならなおさら、競輪場に来ていただいたお客さんに、選手としてふさわしい姿を見てもらえるようにしています。

――角田選手もさまざまなメディアへのご出演、YouTubeチャンネルでの配信もされています。競技の普及も意識されているかと思いますが、どのような思いで発信されているのでしょうか。

角田 同じような意味ですね。柔道だけに没頭してしまうと、女の子たちが柔道をやりたいと思わないのかなと思いますので、やりたいと思ってもらえるような立場、憧れてもらえるような立場になりたいなと思っています。

――多くの人たちに競技を知ってもらうために、これを見たら面白いというおすすめのレースや大会はありますか。

石井 先日終わってしまったんですが、4月末にGⅠのオールガールズクラシックという女子選手だけの開催がありました。普段は男子選手のレースの間に女子のレースが2つ入るんですが、このオールガールズクラシックは全12レース女子だけなんです。ファンは女子選手を見るために来てくれます。私も出場したんですが、その開催が終わった後に、いろんな方に、「本当に面白かった」と言っていただきました。

 その女子選手のレースが今年からもうひとつ増えて、8月(8~10日)にGⅠで女子オールスター競輪()という開催が新設されました。宇都宮競輪場でやりますので、角田さんもぜひ観に来てください。
※1日12レース中、初日・2日目に女子が10レース、3日目に女子が11レース組まれている

角田 行きたいです。柔道でおすすめだと、全日本選抜柔道体重別選手権大会ですね。これも4月にあったんですが、強化選手8人が戦って、6月に開催される世界選手権の代表選手が決まりました。

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