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「俺、いらないじゃん」と師匠も称賛 養成所成績10位台のガールズケイリン3選手がルーキーシリーズで躍動した理由とは (4ページ目)

  • text by Sportiva

 このルーキーシリーズが終われば、いよいよ歴戦の猛者たちとの戦いが待っている。だからこそ彼女たちは、ルーキーシリーズを将来に向けた特別なレースだと捉えている。戦う相手は約10カ月間、苦楽を共にした仲間だ。互いの特徴を知り尽くし、これから共にプロの荒波に挑む、その想いを共有している同士だからこそ、思う存分、遠慮なくチャレンジできると考えている。

 ルーキーシリーズに出場できるのは、この1年だけ。今しかない彼女たちの輝きにぜひ注目してほしい。

【Profile】
東美月(あずま・みづき)
2001年11月8日生まれ、兵庫県出身。身長159.0cm、体重66.9kg。小学時代からショートトラックスピードスケートを始め、2021国民体育大会の成年女子3000mリレー5位など好成績を残す。大学から本格的に自転車競技を始め、休学して養成所に入所。在所成績12位で卒業し、四日市のルーキーシリーズで優勝。現在は大学に在籍しながら競輪に励む。

神戸暖稀羽(かんべ・ののは)
2003年11月5日生まれ、北海道出身。身長154.0cm、体重52.0kg。高校から自転車競技を始め、全日本自転車競技選手権大会(ジュニア)500mTT2位、全日本自転車競技選手権大会(ジュニア)スプリント2位の成績を上げる。高校卒業後に養成所に入所し、16位で卒業。四日市のルーキーシリーズで3着に入る。

枝光美奈(えだみつ・みな)
1998年2月8日生まれ、福岡県出身。身長158.0cm、体重62.0kg。小学1年から大学までトライアスロンや水球に励み、アジアジュニアトライアスロン選手権3位、JOCジュニアオリンピックカップ水球競技優勝などの成績を残す。3度目の挑戦で養成所に合格し、11位で卒業。宇都宮のルーキーシリーズでは2着に入る。

【画像】才色兼備の新人選手たち

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