検索

坂本花織、セカンドキャリアと五輪シーズンの思いを語る 引退決断は「めっちゃスパッと」 (3ページ目)

  • 一ノ瀬 伸●取材・文 text by Ichinose Shin
  • 能登 直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

【めざすは団体・個人とも「銀」以上】

 振り付けも終え、「いよいよここから」と充実した面持ちでシーズンが始まることを実感している坂本。来季に向けてその意気込みとは。

「自分の今までやってきたことを全部出しきりたい。シーズンを通して今までどおり戦闘モードで戦うのも忘れず、どの試合も悔いなく終えたいので今まで以上に完璧を求めてやっていけたら。気づけば五輪まで8カ月、全日本選手権まで半年しかない。本当に時間は短いので精一杯一日一日を過ごして、自分が望んでいる結果になればいいなと思っています」

 来年2月のミラノ・コルティナ五輪でめざすは「団体・個人ともに銀メダル以上」。2季前は国際大会全勝を飾った坂本だが、昨季はGPシリーズで2勝(スケートカナダ、NHK杯)したものの、GPファイナルは3位、世界選手権は2位。台頭するアメリカ勢に加え、条件付きで復帰するロシア選手との戦いに注目だ。

神戸唯一の通年型アイススケートリンクは坂本らの練習拠点になる神戸唯一の通年型アイススケートリンクは坂本らの練習拠点になるこの記事に関連する写真を見る

3 / 4

キーワード

このページのトップに戻る