アイスショーに坂本花織らトップ選手が集結 五輪シーズンへ虎視眈々 (2ページ目)
【男女の金メダル候補にかかる重圧】
来シーズンに向け、選手はミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を照準に据え、一世一代の覚悟が問われる。すべてはミラノに向かっているのだ。
「全力で取り組んだ世界選手権で優勝できたことはうれしかったです。今はハッピーな気持ちで、ここに来ることができました。これからも、できる限りのトレーニングをして、五輪シーズンを頑張りたいと思います」(マリニン)
「世界選手権に限らず、今シーズンは波があったので、苦しかった試合もたくさん経験しました。ワールド(世界選手権)では4連覇はできなかったですけど、2位という結果を得られて......どこかほっとしていると同時に、来シーズンに向かっては前向きに切り替えて。『スターズ・オン・アイス』から、来シーズンを見据えて取り組んでいけたらと思っているので、楽しみたいです」(坂本)
ふたりはミラノ五輪でも、金メダルが期待される。フィギュアスケート界だけでなく、冬の祭典の英雄になれるか。重圧を背負うが、それはスーパースターの宿命と言える。
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