フィギュアスケート上薗恋奈が高橋大輔から学んだ「美」 注目度上昇の14歳が強化合宿で収穫 (2ページ目)
【高橋大輔コーチのレッスンで「筋肉痛」】
このジュニア合宿には島田、上薗以外にも期待のジュニア選手たちが集まっていた。
2023年世界ジュニア3位の中井亜美、2024年世界ジュニア5位の櫛田育良、2024年ユース五輪銅メダリストの髙木謠をはじめ、伸び盛りの河野莉々愛、金沢純禾、和田薫子などが今季どこまでその力を見せてくれるのか注目したい。
注目のジュニア選手のひとりである中井亜美この記事に関連する写真を見る
また、男子も2024年世界ジュニア2位の中田璃士や、「もう一度ジュニアGPファイナルに行きたい」と誓う中村俊介、ジュニアラストシーズンに気合いを入れる垣内珀琉のほか、その3人を追う蛯原大弥、高橋星名、西野太翔が合宿に参加。
男子では中田璃士や中村俊介らも合宿に参加この記事に関連する写真を見る
全員が「高橋先生のレッスンで筋肉痛です」と話していたが、今季どれだけ成長を見せてくれるのかも楽しみだ。
中田は今季のSPではクールなフラメンコに挑戦。フリーでは新しい大技・4回転ループの投入も視野に入っている。それぞれがすばらしい個性を持ったジュニアスケーターたち。
8月末から始まるジュニアGPシリーズでは、出場選手全員が笑顔で演技を終えられるよう祈りたい。
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著者プロフィール
山本夢子 (やまもと・ゆめこ)
スポーツライター。青森県八戸市出身。5歳からフィギュアスケートを習い始め、高校卒業まで選手として各大会に参加。その後、渡米し大学を卒業、就職。帰国後は、コピーライターとして広告制作に携わる。2005年からフリーランス。現在はライターとしてフィギュアスケートの専門誌を中心に執筆中。
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