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鍵山優真が「やべェ」と思った瞬間。実感した羽生結弦、宇野昌磨との差 (2ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • 能登 直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

SP演技の鍵山SP演技の鍵山「ショートはジャンプのことを一番考えていて、演技は二の次といった感じになってしまいました。少し慎重になったというか、丁寧に滑ろうと思い過ぎて、それで多分、今回はNHK杯よりちょっと"踊り不足"だった部分もあったと思います」

 こう振り返った鍵山だが、重圧の中でもきっちりノーミスの演技をやり切ったことが、高く評価された。

 今回の滑走順はドローではなく、SP成績の逆の順番となった27日のフリー。鍵山は宇野昌磨と羽生結弦に挟まれる滑走順となった。

「羽生選手や宇野選手と公式練習などで一緒に滑れたことはいい刺激で収穫にもなりましたが、6分間練習は今シーズンで一番緊張しました。それに宇野選手の後だったからその点数が聞こえて......。190点と聞いた時は、『やべェ』と思いました」

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