フリーで挽回も2位。羽生結弦が自己分析した次戦への課題 (6ページ目)
羽生は演技を終えた後、「やっと集中を切ることができました。ずーっとビシッという気持ちでやっていたので」と笑顔を見せた。
今回の羽生のフリーの演技を見る限り、まだプログラムを滑りきれていない段階といえるだろう。終盤こそ曲調が盛り上がって勢いがつくが、前半から中盤までの曲調は静かなため、自分の内面から発する気迫で盛り上げていかなければいけない難しいプログラムだ。
SPの『バラード』も含めて、難しい表現に挑戦している今シーズン、スケートカナダでは自らの力で苦境を乗り越えながらも、チャンの復活を見せつけられた。この大会での2位は、羽生にとって間違いなく大きな刺激になったはずだ。
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