【カーリング】女子日本代表が8大会連続の五輪出場! 「震える」戦いのなかでチームの支えとなった言葉
カナダ・ケロウナで行なわれたカーリングのミラノ・コルティナ五輪最終予選で女子日本代表のフォルティウスが、チームとしては初の、女子日本代表としては1998年長野五輪から8大会連続の五輪出場を決めた。
初の五輪切符を獲得し、笑顔を見せるフォルティウスの吉村紗也香この記事に関連する写真を見る 出場8カ国の最終予選で割り振られた五輪切符は2枚のみ。まずは総当たりの予選を日本は6勝1敗の2位で突破したが、アイスを読みながらの対戦となった序盤のドイツやオーストラリアといったカーリング新鋭国の丁寧なプレーに対し、ラストロック(最後の一投)を投げさせられるなど、ラクに勝てる試合は少なかった。
我慢を強いられるゲームやエンドも多かった。大会前にサードの小野寺佳歩が腰痛を発症し、フィフスの小林未奈がセカンドに入り、セカンドの小谷優奈がサードにスライドする布陣で挑む試合もあった。しかし、23歳の小林は出場した試合でショット成功率90%、82%という高い数字をマーク。いずれも相手選手に投げ勝つハイパフォーマンスを見せて、フォルティウスの選手層の厚さを見せつけた。
「最終日に向けて戦術の強度を上げていきたい」とリードの近江谷杏菜は語っていたが、その言葉どおり4戦目のチェコ、5戦目のトルコ、6戦目のエストニアにはいずれも5点以上の点差をつけて大勝。予選最終戦のノルウェー戦では打ち負けて2位通過となったものの、「自分たちのゲームさえできれば、絶対勝利がついてくるっていう自信は常にあった」とスキップの吉村紗也香は振り返る。
ノルウェーとの再戦となった代表決定戦。勝てば五輪出場が決まる試合で、さすがの吉村も「正直、緊張はしていました。いつも飲むコーヒーも少しだけしか飲めなかった」と明かす。序盤、予選では出場全フォース選手のなかで最高ショット率を残していた日本のエースにもミスが出た。
それでも、「(チームメイトが)すごくいいセットアップをしてくれていたのですごく申し訳ないと思いながら、でも挽回するショットはしっかり決めきろうっていう気持ちの切り替えはできていた」という吉村は、すぐに立て直しを図った。このいい意味での開き直りこそ、近年のフォルティウスの強さだ。
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