検索

【ボクシング】山中慎介が再認識した井上尚弥の「1発の強さ」 敗れた中谷潤人が手に入れたものは何か? (3ページ目)

  • 篠﨑貴浩●取材・文 text by Takahiro Shinozaki

ーーリマッチの可能性についてどう考えますか?

「それはないと思いますよ。井上は引退の時期も示唆していて残りの試合数も限られているでしょうから、新たな戦いを目指すのではないでしょうか」

【井上がフェザー級に上げた時は誰が相手になる?】

ーー気になる井上選手のフェザー級転向ですが、本人は『僕の体はフェザー級の体ではない』『(挑戦するのは)本当にフェザー級で戦える体が作れた時』と語っています。

「どのタイミングで上げるかですが......今のフェザー級に、井上のネームバリューや格に見合う相手が見当たらないという問題もあります。名前を挙げるとすれば、エスピノサ(ラファエル・エスピノサ/メキシコ/WBOフェザー級王者)くらいですかね。フィゲロア(ブランドン・フィゲロア/米国/WBA世界フェザー級王者)もいますけど、彼は(スティーブン・)フルトンに2度負けていますし、ほかの王者たちを考えても、ワクワク感を考えるとちょっと物足りないですよね」

※フェザー級王者

WBA:ブランドン・フィゲロア(米国)

WBC:ブルース・キャリントン(米国)

IBF:アンジェロ・レオ(米国)

WBO:ラファエル・エスピノサ(メキシコ)

ーーエスピノサ選手は身長185cmと、かなり長身の選手ですね

「あの身長で、フェザー級で闘っているのがおかしいくらいですね(笑)。ライト級、ウェルター級のサイズ感ですよ」

ーー身長165cmの井上選手とは20cm差になります。

「エスピノサ相手だと、井上といえども普段のステップインじゃ届かないでしょう。中に入る時にもっと下(脚力)を使わないといけませんから、今回の中谷戦よりもスタミナをロスすると思うんです。ですからフェザー級では、マッチメイクがすごく大事になりますよね」

3 / 4

  • Googleで優先するソースとして追加

Googleの「優先ソース」について

キーワード

このページのトップに戻る