【ボクシング】山中慎介が語る武居由樹の次戦と、急浮上した那須川天心vs井上拓真「高いレベルの技術戦になる」
山中慎介インタビュー 後編
(中編:山中慎介から見た井上尚弥、アフマダリエフとも準備は万端 階級を上げた中谷潤人に噂される次戦は「やっかいな相手」>>)
9月14日、名古屋・IGアリーナで開催されるメインイベント「井上尚弥 vs アフマダリエフ」。そのセミファイナルに、WBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)が登場する。約3カ月ぶりの防衛戦の相手は、WBO世界同級1位にランクされるクリスチャン・メディナ(メキシコ)だ。
さらに、武居の将来的な対戦相手として、期待されるのが那須川天心(帝拳)。その天心に関しても、井上拓真(大橋)とのWBC王座決定戦が急浮上してきた。注目のカードが交錯するバンタム級戦線について、元WBC世界王者・山中慎介氏に話を聞いた。
今年2月、那須川(下)の勝利を祝福した武居 photo by スポニチ/アフロこの記事に関連する写真を見る
【武居はより強くなっている可能性が高い】
――武居選手は前戦、1ラウンドTKOでユッタポン・トンデイ(タイ)を下しました。あの試合をどう見ましたか?
「ベルトを獲った(ジェイソン・)モロニー戦、V1を果たした比嘉大吾(志成)戦としんどい試合が続きました。でも、前回のユッタポン戦に快勝して、いい弾みになったと思います。右肩のケガからの復帰戦でもありましたし、あの勝ち方はメンタル的にも大きな意味を持ちますよね」
――KOアーティストらしく、"スカ勝ち"で勢いがつきそうですね。山中さん自身も、そういった経験がありますか?
「ありました。僕も1ラウンドでのKO(4試合)はありましたけど、その試合後の数カ月は過ごし方も変わるんですよ。いい感触が残ることで、さらに調子が上がっていく。その意味でも、今回に向けて武居はより強くなっている可能性が高いと思います」
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著者プロフィール
篠﨑貴浩 (しのざき・たかひろ)
フリーライター。栃木県出身。大学卒業後、放送作家としてテレビ・ラジオの制作に携わる。『山本"KID"徳郁 HEART HIT RADIO』(ニッポン放送)『FIGHTING RADIO RIZIN!!』(NACK5)ウェブでは格闘技を中心に執筆中。レフェリーライセンス取得。ボクシング世界王者のYouTube制作も。



















