RIZIN4連勝中の双子の母・大島沙緒里、女王・伊澤星花戦へ「まずは挑戦するのに相応しい選手になる」 (4ページ目)

  • 篠﨑貴浩●取材・文 text by Shinozaki Takahiro

――モチベーションが上がるプランができたということですね?

「そうですね。挑戦するしかないって感じです(笑)」

――伊澤選手は同じ柔道がベースですが、選手としての印象は?

「年齢も違うし(伊澤は1997年生まれ、大島は1994年生まれ)、あまり柔道をしている時代を知らないんです。ただ、グラップリングのデビュー戦で、私の練習パートナーである杉内由紀さんと引き分けていた。私は杉内さんにめちゃくちゃ取られるので、かなり寝技が強いんだろうと想像できます。でも、自分も打撃が強くなってますし、それを活かして戦えるかなとは思っています」

(後編:双子の母になり柔道を引退→「ちょっと運動を」と始めた格闘技でRIZINのリングに辿り着くまで>>)

【プロフィール】
■大島沙緒里(おおしま・さおり)

3歳から始めた柔道では、2014年9月の全日本ジュニア体重別選手権女子44kg級で優勝。同じ大学で同級生の本野美樹のプロデビュー戦を観戦後にMMA転向を決意し、AACCに入門。2019年の全日本アマチュア修斗優勝、2020年9月のDEEPで女子ミクロ級王者に輝いた。2021年3月のDEEP JEWELSアトム級GPを制し、アトム級の王座も獲得。RIZINデビュー戦となった2021年10月の浅倉カンナ戦を判定勝利。その後も勝利を重ね、RIZINでは4連勝中。

≫『DEEP JEWELS 45』
2024年5月26日(日)にニューピアホールで開催

【写真】RIZIN4連勝中の双子の母・大島沙緒里 フォトギャラリー

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る