甘酸っぱい銅メダル。野獣・松本薫が語った「リオ五輪の悔恨」 (3ページ目)
敗戦後、3位決定戦に臨んだ松本は、連珍羚(台湾)から小内刈り「有効」を奪って勝利した。
「銅メダルの味は、甘酸っぱい。悔しさと、メダルを獲った安心感と......。結果は結果なので、納得するしかない」
金メダリストとして過ごした4年間は、「しんどかった」と松本は振り返った。
「今日も連覇に向けて気負いやプレッシャーはなかった。ただ、ここに至る過程においては、プレッシャーがあったと思う。今後に関してはわかりません。やり残したこと? それを言い出したらきりがないですよ」
野獣は美しき敗者として、リオの畳を降りた。
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