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eスポーツはネット視聴主流。各局Pに聞いた「テレビの役割って何?」 (3ページ目)

  • text by Sportiva

「今は番組が主催となって『ロケットリーグ』と『VALORANT(ヴァロラント)』の大会を始めていますが、今後は大会の規模を大きくしながら開催回数も増やし、番組で流せるものを増やすことで、番組の放送頻度を増やさざるを得ない状態まで持っていって、同時に放送の時間帯をよくしたいです。チーム『AXIZ(アクシズ)』のほうは選手の待遇の向上や練習環境の改善を続けながら、世界レベルで戦っていけるチームに育てていきます。まだ夢物語なんですが、いつかは自前のアリーナを持ってAXIZファンに目の前で応援されながら戦いたいですね」

 番組立ち上げ時から関わっているテレビ朝日の宇喜多宏美氏は、番組の発展をこう期待する。

「理想を言えば、『ReAL eSports News』をテレビの中では一番価値のあると言われているゴールデン帯を背負えるコンテンツにしたい想いもありますし、たくさんいるeスポーツ選手が出たいと思ってくれるような番組にしたいとも思います。そうなることで、いろんな人に認知され、愛されるような番組になると思います」

 テレビ東京の平山氏はYouTubeでの盛り上がりをステップに、さらに違うベクトルも模索している。

「地方自治体がeスポーツの大会を開いたり、eスポーツで町おこしをしたりしていますが、そんなことにも関わっていきたいですね。関わっているものが多ければ多いほど、いろんな方向に浸透していくし、影響が出てくると思っています。たとえば『有吉ぃぃeeeee!』に出演している田中(卓志)さんとみちょぱさんが、ステージゼロのアンバサダーになったのがいい例ですね」

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