2021.03.20

テレビ局eスポーツ番組Pが敏腕を振るう。枠拡大、黒字化達成の舞台裏

  • text by Sportiva

テレビ東京の「有吉ぃぃeeeee!」。芸人・タレントが楽しくeスポーツタイトルをプレーする
 2018年の流行語の一つに「eスポーツ」が選ばれた頃から、eスポーツは広く人々の知るところになり、数々の大会やリーグが開催されてきた。その流れを察知して動き出したのがテレビ局だ。今では各局がこぞってeスポーツ番組を制作して、独自の情報を発信している。

 その代表的な番組が、日本テレビの「eGG」(エッグ)、テレビ東京の「有吉ぃぃeeeee!そうだ!今からお前んチでゲームしない?」(以下:有吉ぃぃeeeee!)、テレビ朝日の「ReAL eSports News」(リアル・eスポーツ・ニュース)だ。これらの番組プロデューサーに番組を立ち上げた理由について聞いた。

 まずは日本テレビのeスポーツ応援番組「eGG」。2018年7月にスタートした同番組は月1回、火曜日深夜に放送。DAIGO、武田玲奈、岸大河、佐藤梨那(日本テレビアナウンサー)を中心に、日本テレビ傘下のプロeスポーツチーム「AXIZ(アクシズ)」も出演。最新eスポーツタイトルやeスポーツに関わる仕事の紹介などeスポーツのホットな情報から、番組主催大会に密着した特集番組、さらにはAXIZの活躍までeスポーツをさまざまな角度から取り上げている。立ち上げの理由について「eGG」小林大祐プロデューサーはこう語ってくれた。

「2017~18年頃は『eスポーツ』がキーワード化した時期だったこともあり、社内で新規事業の募集があった時に、20名弱がeスポーツの企画を挙げていました。その中で番組『eGG』とチーム『AXIZ』の設立に絞られました。テレビ局である以上は番組を活用することは必然ですし、テレビの力でeスポーツを世の中に広める役割もあります。

 またeスポーツの主役はやはり選手やチームです。彼らがライバルと切磋琢磨し、感動や興奮、くやしさを体現することで、応援しているファンに画面を通じて共有していくことが一番大切だろうなと思い、チームの設立にも挑戦することにしました」