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eスポーツはネット視聴主流。各局Pに聞いた「テレビの役割って何?」 (4ページ目)

  • text by Sportiva

 各局ともeスポーツの未来について大きな可能性を秘めていると感じており、その期待値は既存のスポーツの成長速度とは次元が違うものだとみているようだ。

「(eスポーツは)どこでまたブレイクするのか全然わからないですね。世界的なゲームのヒットタイトルが出て、みんなが面白いとか、かっこいいと思いながら見てもらえるものが誕生すれば、一気にマーケットが花開く可能性があると思います。サッカーは160年以上前にイングランドで最初に協会ができて、今では世界最大のスポーツとなりました。僕らはいつかeスポーツがそういう規模になることを信じながらやっています」(日本テレビ 小林氏)

「世界でいうと、賞金総額がとてつもなく高い金額だったり、アメフトの試合よりも視聴者が多かったりと、サッカーのワールドカップを超える人気が出てもおかしくないと思っています。それが10年後なのか20年後なのかわかりませんが、それぐらいの人気が日本に根付いたら、この番組も役に立ったのかなと思います」(テレビ朝日 高橋氏)

「日本だけではなくて、世界規模で市場が拡大していくことは間違いないです。世界の市場が大きくなれば、日本もそれに引っ張られていくはずです。日本でもNTTドコモがリーグ(PUBGモバイルとレインボーシックスシージ)を立ち上げたり、ステージゼロが文部科学省の後援を得られたりと、世の中の認識が変わりつつあるのはすごく肌で感じています。

 ステージゼロのような高校生の大会ができれば、中学生や大学生のリーグをやろうという話になるでしょうし、ゲーム開発者を目指す子供たち向けのプログラミング大会もできていくかもしれません。eスポーツが文化として確立することによって、その周辺でいろんなことが動き出すと思っています」(テレビ東京 平山氏)

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