SVリーグの「主役」たちへの感謝を大河正明チェアマンが語る 外国籍選手の枠拡大はリーグ強化へのメッセージ (3ページ目)
――彼ら以外に、リーグで注目度が高まっているという選手はいますか?
「SVリーグは開幕して2年にも満たないですし、"リーグで育った"という選手は多くないかもしれません。でも、初代の最優秀新人賞を受賞した水町泰杜選手(ウルフドッグス名古屋)は"申し子"なんじゃないでしょうか。
正直なところ、『あの身長(181cm)ではなかなか難しいかな』と思っていました。でも、背の高い外国籍選手もいる環境で練習、試合をやっていくなかで適応し、大きな成長を遂げていますよね。
ビーチバレーの経験も活きているんだと思いますが、バックアタックやサーブなど、本当にすばらしい。女子選手では、やはり174cmと決して高さがあるわけではない石川真佑選手(ノヴァーラ)が、イタリアのリーグの大きな選手たちと対戦するなかで成長している姿と少しダブる感じもありますね」
【一流の外国籍選手を増やすことの狙い】
――オンザコートのルール改正では、同時出場可能な外国籍選手の人数が2名から3名に変更されますね。国際的な競争力を考慮したもので、強くなるために不可欠だと思います。
「パリ五輪の準々決勝で、男子バレー日本代表がイタリアに逆転を許し、準決勝に進めなかった試合をテレビで見ました。その時、『五輪でメダルを獲得するという宿題がSVリーグに課されたな』と思ったんです。それで『世界最高峰のリーグにする』と発信を続け、世界トップクラスの選手に集ってもらっているので、日本人選手もそこで勝負してほしいです。
外国籍選手のレベルは、すでにイタリアやポーランドのリーグ並みです。そこでポジションを勝ち取る選手が出てこないと、オリンピックでのメダルも難しいでしょう。日本だけでなく、世界のバレーのレベルはどんどん上がっていますからね。この外国籍選手に追いつき、追い越したいと思えるようなリーグにならないといけませんね」
3 / 4

