SVリーグが目指すは「総売り上げ500億円」 チェアマンが思い描く、海外への輸出も含めた成長プラン (3ページ目)
――SVリーグが世界最高峰になっていくことで、海外に輸出できる事業になりますね。
「日本では、少子化、高齢化、人口減少などの問題も関係してくるところですが、スポーツはグローバル事業です。野球、ラグビーに比べて、サッカー、バスケ、バレーは海外マネーを引っ張りやすい競技だと思います。
中でも、バレーは"輸出型"でチャンスがあると思っています。たとえばサッカーは、タイではプレミアリーグが人気ですし、バスケもNBAを上回るのは難しい。一方でバレーは、少なくともアジアではSVリーグの人気が一番高い。そこに活路を見出せると考えています。2030年にはLEDの広告、スポンサー企業が半分近く外資になっていても不思議ではないでしょう」
【将来的に男子は16チームを目指す】
――SVリーグが44試合と試合数が多いことにさまざまな意見もあるようですが、各クラブの売り上げ増加など、事業拡大には譲れないラインだと思います。ただ、チャンピオンシップの期間が少し短く、「レギュラーシーズン1位のクラブに不当だ」という声に関してはいかがですか?
「将来的にチャンピオンシップを長くすることは考えています。ただ、現状ではアリーナのキャンセルコストの問題があるんですよ。アリーナは1年以上前から抑えなければならず、しかも結果的にホーム開催が叶わなかったら直前に多額のキャンセル料を支払わなければならないのです。だからこそ、『夢のアリーナの実現』を謳っているんですが、客席が多くて自由に抑えられるアリーナを確保しないといけません。
それでいつか、ベスト8からホーム&アウェイで2戦先勝から3戦先勝にできるようにしたいですね。少なくとも、チャンピオンシップのファイナルだけは3戦先勝にして、大阪で土・日に試合をして、翌週に東京や横浜などで金・土・日という日程でやりたい。そうすれば、最短でも2週目の3戦目までは試合があることになりますし、金曜で試合が終わっても『土・日に予定されていた試合のキャンセルコストはリーグが持つ』ということであれば文句も出ないでしょう。
ただ、1000人キャパの体育館しか押さえられない、ではちょっと困るなと」
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