SVリーグが目指すは「総売り上げ500億円」 チェアマンが思い描く、海外への輸出も含めた成長プラン (2ページ目)
【総売り上げ500億円を成し遂げるための戦略】
――ビジネスの原則で、始めた事業は大きくしていくしかありません。SVリーグもプロ化を推進し、拡大していくことになります。SVリーグは5年後の2030-31シーズンには、各クラブとリーグの総売り上げについて、約2倍の500億円を目指していますね。
「ここから売り上げを250億円増やすには、今までの協賛金、入場料、グッズ販売、放送配信の4つだけ追いかけても難しいと思います。アリーナの運営で利益を出しているクラブもあるので、それも参考に、『スポーツビジネスの周辺の分野で"落ちているところ"をもっと拾っていこう』という話をしています。500億円は、それができた場合の指標ですね」
――昨年、フィリピンで世界選手権を取材したのですが、日本人選手の人気はすさまじかったです。東南アジアのタイ、ベトナムなども日本バレーが人気なので、ワールドチャレンジシリーズのような大会を開催し、外貨を稼ぐこともターゲットになりそうですね。
「確かにその3カ国では、観戦スポーツとしてバレーが人気ですね。すでに、海外で試合をすることは考えていて、2026-27シーズンには男女ともタイで2試合ずつ公式戦を開催する予定です。渡航費もかかるのでどこまで黒字化できるかわかりませんが、何年か続けていけば成果も生まれてくるでしょう。
SVリーグ女子はタイの選手もプレーしてますし、男子も漫画『ハイキュー!!』の影響もあって人気が高い。試合の開催が恒例になったら、SVリーグへの興味関心はどんどん高まっていくと思っていますし、その結果として、放映権を買ってくれる人が出てくると期待しています。それまでには、タイからでもチケットを購入できる仕組みを作って、スポーツツーリズムじゃないけど、日本にも来てもらえる仕組みも整えたいですね」
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