検索

【女子バレー】春高バレーで輝きを放った選手5選 日本代表入りに期待の逸材、名門のエースを担うルーキーも (3ページ目)

  • 坂口功将●文 text by Sakaguchi Kosuke

■大雲舞子(おおくも・まいこ 東京/八王子実践高校1年)

 将来が楽しみなニューフェイスたちも、春高でデビューを果たした。

 まずは、東京の名門・八王子実践で、1年生にしてエースを担う大雲舞子。一貫校の八王子実践中学3年時の「JOCジュニアオリンピックカップ第38回全国都道府県対抗中学大会」で「JOC・JVAカップ」を受賞し、全国中学生選抜の海外遠征も経験。身長185㎝、最高到達点295㎝と高さのあるアタックが魅力だ。

 同校のOGであり、2012年ロンドン五輪銅メダリストの元日本代表、狩野舞子さんと同じ名前であることから、"二代目舞子"と呼ばれることもあり、会場ではツーショットも実現。大雲自身は「実績ある先輩と同じ名前ですが、それにふさわしい活躍ができるようになれたら」と語った。

 今回の春高は準々決勝で敗退。「相手の高いブロックやディフェンスに対して、コースの打ち分けや前後の揺さぶりなど、取り組んできたことを出せなかったのが悔しい」と涙を浮かべた。その悔しさを糧に、さらなる成長を自らに課す大雲は、「来年、必ずこの舞台に戻ってきて、自分にトスが集まってきた場面で絶対に決めきります」と誓った。

■頼冨果穂(よりとみ・かほ 鹿児島/鹿児島城西高校1年)

 大雲とともに、中学3年時に「JOCジュニアオリンピックカップ第38回全国都道府県対抗中学大会」で「次世代有望選手」に選ばれた頼冨果穂も、初の春高でインパクトを残した。

 鹿児島の鹿児島城西を32年ぶりの春高出場へ導いた1年生エースで、持ち味は、なんといっても跳躍力。身長は174cmながら、最高到達点は300cm。しっかりと助走をとってからジャンプし、最高打点からアタックを繰り出す。

 今回の春高には、「32年ぶりの出場なので、鹿児島城西の名前をほとんどの方々が知らないと思うんです。だからこそ大会で勝って、周りが驚くような結果を出すことで学校の名前を全国に広めていきたいです」という思いを胸に臨んだ。1回戦を勝利し、2回戦は山口の誠英の守備の前に敗れたものの、鹿児島城西、そして頼冨果穂の名前は確かに春高の舞台に刻まれた。

 頼冨は、全国中学生選抜に2、3年時の2年連続で選出され、2024年には「女子U17世界選手権大会」にも出場。夢は「五輪で金メダルを獲ること」と「全国大会でも世界でも戦える選手になること」。今まさに、その道を歩んでいる真っ最中だ。

(男子編を読む:春高バレーで激闘を繰り広げたエースたち 各世代を代表するスパイカー6人の活躍をプレイバック>>)

【写真】 石川祐希との2ショット、髙橋藍との対決も。西田有志セリエAプレー集

3 / 3

キーワード

このページのトップに戻る