教え子の髙橋藍がプレーするサントリーサンバーズ大阪のAC、そしてU18監督へ 松永理生コーチが語るSVリーグの「大きな課題」とバレー界の未来
サントリーサンバーズ大阪のアシスタントコーチ(AC)として、アンダーカテゴリーに軸を置きながらもトップチームにも携わる松永理生氏。これまでとは異なる立場で見る大同生命SVリーグ(以下SVリーグ)は、その目にどう映ったのか。また、ネーションズリーグでは中央大、東山高での監督時代の教え子である石川祐希、髙橋藍といった選手たちも活躍しているが、教え子の姿をかつての師はどう見るのか。
インタビュー後半では、松永氏が思い描くバレーボール界の未来を語ってもらった。
(前編:石川祐希や髙橋藍らを育てた経験をSVリーグでも生かす 松永理生コーチはサントリーサンバーズ大阪で「指導者の価値を高めたい」>>)
髙橋(左)や石川らを育てた松永氏から見たSVリーグとは? photo by Noto Sunao(a presto)この記事に関連する写真を見る
【SVリーグの大きな課題】
――SVリーグ初年度はサントリーサンバーズ大阪の優勝で閉幕しました。「世界最高峰」を掲げるSVリーグ、松永さんから見て「レベルが高くなっている」と感じましたか?
松永 SVリーグ全体のレベルが高くなったかと聞かれると、すべてが高くなったとは感じていません。
――なぜ、そう感じたのでしょうか?
松永 組織全体を見れば、ホームゲームの運営やイベント、スポンサーの集め方などは、非常に引き上げられていると思います。でも、「"箱推し"になるリーグを」という目標に関しては、実現までまだまだ遠い印象です。そもそもバレーボールは、高校、大学のカテゴリーから各選手にファンがつく"人推し"のほうが多いので、劇的に変わるのは難しいですよね。
プレーのレベルも、世界のトッププレーヤーが集うことで全体的なレベルは引き上げられているかもしれませんが、日本人選手に関しては、全員が技術的な部分で向上しているとは思えません。むしろ技術力に関しては、大きな課題があると思います。
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