男子バレーSVリーグ、開幕2カ月で首位交代 「世界最高峰のチーム」はどこになるのか (3ページ目)
SVリーグは44試合。まだ3分の1が終わったにすぎない。レギュラーシーズン上位6クラブがチャンピオンシップに進出し、チャンピオンシップはトーナメント方式となる。
果てしなく長い戦いだけに、これから起こる波乱こそ、戦いを彩ることになるだろう。
たとえば東京グレートベアーズがサントリーを撃破した試合では、2028年ロサンゼルス五輪に向けた代表選手としても期待されるサイドの後藤陸翔が次々にスパイクを決め、主役を飾った。
「その時代の一番になりたいっていうのはあるので、このチームを優勝させたい」
そう挑戦的に語っていた後藤は、髙橋らと同世代で競ってきた選手。彼のような存在がリーグに化学反応を起こすだろう。
このあと各チームは天皇杯を戦い、リーグ再開は12月27日となる。
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著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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