錦織圭の「日韓戦」は大丈夫か。
苦手のフランス人に快勝も右肩に不安 (4ページ目)
バルセロナ大会準々決勝で、チョンを破ったラファエル・ナダル(4位、スペイン)は「かなりの潜在能力がある。よいバックハンドを打つし、動きもいい。トッププレーヤーになるための素養をもっている」と称えた。かつてナダルは、18歳の錦織と初対戦した時に、「錦織は将来トップ5に入る」と予想して実現しているだけに、今回のチョンへの評価も真実味がある。
「この数年の彼の活躍はしっかり見ていますし、ストロークがすごくしっかりしている選手で、特にバックはダウンザラインもクロスもしっかり打てる。より長いラリーになると思います」
このように相手の印象を語った錦織。右肩の回復具合が気になるところだが、新しい世代のチョンによる挑戦をどう受け止めるだろうか。
パリで初めて実現する"日韓戦"は、実に興味深いものになりそうだ。
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