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ラグビー日本代表「超速」を体現するキーマン5人 名将エディーが「世界有数の10番になる」と絶賛する21歳も (2ページ目)

  • 齋藤龍太郎●取材・文 text by Ryutaro Saito

【リーチの後継者にふさわしい】

 新たなスコッドでスタートを切る今大会のエディージャパンで、特に「超速」の体現が期待されるキープレーヤーとして、5人の選手に絞って見ていきたい。

 まず、スキッパー(キャプテン)としてジャパンの歴史を築いてきたFLリーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京/37歳)からバトンを受け継ぐ形で、昨年8月からキャプテン(当初は共同主将)を務めたLOワーナー・ディアンズ(24歳)は、その筆頭に挙げられるだろう。

※ポジションの略称=HO(フッカー)、PR(プロップ)、LO(ロック)、FL(フランカー)、No.8(ナンバーエイト)、SH(スクラムハーフ)、SO(スタンドオフ)、CTB(センター)、WTB(ウイング)、FB(フルバック)

 今年もその重責を担うかは未定とのことだが、スピードやフィジカル、リーダーシップを兼ね備えた精神的支柱であることに変わりはない。リーグワンでは東芝ブレイブルーパス東京の2連覇に貢献したのち、今シーズンは生まれ故郷のニュージーランド・ウェリントンの名門ハリケーンズで加入直後から出色の活躍を見せ、スーパーラグビー・パシフィック優勝の立役者となった。

"ひとり3連覇"を達成した成長著しい24歳について、ジョーンズHCは「彼はチームに一体感をもたらした」と昨年の代表への貢献に感心する。

 スーパーラグビーでのパフォーマンスについても、「本当にすばらしい。ディフェンスやボールキャリーの遂行力が上がった。いい選手と練習することによって力をつけている。そこで得られた経験はキャプテンシーとして発揮される」とスキッパーの継続に太鼓判を押している。

 ラインアウトやスクラムに限らず、超速ラグビーの中心には常に、身長201cmを誇るたくましいディアンズの姿があるはずだ。

 そのディアンズと同じく東芝ブレイブルーパス東京から移籍し、モアナ・パシフィカの一員としてスーパーラグビー・パシフィックでの激闘を終えたHO原田衛(まもる/27歳)も、「超速」に欠かせない存在となるだろう。

 昨年は日本代表の共同キャプテンを拝命していたものの、コンディション不良により途中離脱。今年は万全のコンディションでスーパーラグビーデビューを果たし、いずれも途中出場ながら8試合で奮闘。フィジカルレベルの高い多士済々のリーグで貴重な経験を積んだ。

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