ラグビー日本代表・齋藤直人が世界一のSHと対峙して感じたこと「視線ひとつでプレッシャーを与えてくる」 (4ページ目)
最後に、「ポジティブだったところはない」と語った齋藤から、インタビューで明かしたデュポンとの試合後の会話を記して結びにしたい。
「彼は『今日の試合は(体が)きつかった』と言っていました」
百戦錬磨の名SHにそう言わしめた齋藤直人──、日本代表の未来は明るいと信じたい。
著者プロフィール
齋藤龍太郎 (さいとう・りゅうたろう)
編集者、ライター、フォトグラファー。1976年、東京都生まれ。明治大学在学中にラグビーの魅力にとりつかれ、卒業後、入社した出版社でラグビーのムック、書籍を手がける。2015年に独立し、編集プロダクション「楕円銀河」を設立。世界各地でラグビーを取材し、さまざまなメディアに寄稿中。著書に『オールブラックス・プライド』(東邦出版)。
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