エディージャパンに呼ばれた「天才高校生」...梶村祐介は「それがプラスになったのかはわからない」 (4ページ目)
── ワールドカップに出場するために、コーチ陣から要求されていることは?
「プレーの一貫性は出てきたので、ディフェンスのコリジョン(衝突)をもっと強化してほしいと言われています。インパクトが足りないのはわかっているので、今季のリーグワンではキックだけでなく、ディフェンスやブレイクダウンに対する意識も上がっています。
ワールドカップで上位チームに勝つには、やはりディフェンスが大事。アタックよりもディフェンスのインパクトが重要と言われているので、そこは見られていると思います」
◆梶村祐介・後編>>ターニングポイントとなった「妻の後押し」
【profile】
梶村祐介(かじむら・ゆうすけ)
1995月9月13日生まれ、兵庫県伊丹市出身。報徳学園高→明治大を経て2018年にサントリーサンゴリアスに加入。日本代表歴は2018年11月のロシア戦で初キャップを獲得。2021年にサンウルブズのメンバーとなり、同年7月に横浜キヤノンイーグルスに加入する。ポジション=CTBセンター。身長181cm、体重95kg。
著者プロフィール
斉藤健仁 (さいとう・けんじ)
スポーツライター。 1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。2000年からラグビーとサッカーを中心に取材・執筆。ラグビーW杯は2003年から5回連続取材中。主な著書に『ラグビー『観戦力』が高まる』『世界のサッカーエンブレム完全解読ブック』など多数。
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