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それぞれの怖さ。主将・立川理道が語る
「エディーとジェイミーの違い」 (7ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文 text by Saito Kenji
  • 谷本結利●撮影 photo by Tanimoto Yuuri

「11月は2019年のワールドカップに向けて、いいスタートが切れました。コーチ陣も重なっていて、サンウルブズと日本代表とでやることのギャップがなくなっていけば、もっと強化につながる。日本ラグビー協会もサンウルブズも同じ考えを持っているので、絶対にいい方向にいくはず。来年も日本代表にとって大きな試合が控えていますが、うまくコミュニケーションを取りながらやっていきたい」

 順風満帆に見えるなかで、ひとつ不安があるとしたら、前任者のジョーンズHCがコーチとしてワールドカップに3度出場しているのに対し、ジョセフHCはコーチの立場としてワールドカップを経験していない点だろう。

 ただ、立川をはじめとして選手には経験がある。「エディーさんのときはワールドカップの年になって、うまく形になりました。エディーさんはピークを持っていくのがうまかったが、ジェイミーはどうなのかわからないので、自分たちがそのあたりをしっかりやっていきたい。11月を振り返って、点数をつけるとしたら50点くらいです。2019年に100点にできればいい」

 最後に2017年の抱負を聞くと、立川は「今年はサンウルブズ、クボタ、日本代表でリーダーをやったので、その経験を活かして成長を止めないようにやっていきたい」と意気込んだ。2019年のラグビーワールドカップまでもう3年を切っている。残された時間はさほど多くないなかで、「ハル」の経験とリーダーシップがラグビー日本代表をより高みへと導く。

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