世界最強オールブラックスが、ジャパンをホメる。「勇気を感じた」 (4ページ目)

  • 斉藤健仁●文・写真 text & photo by Saito Kenji


「ファンからも応援を受けていたし、練習からビデオで細かくチェックした。それらが功を奏した」(マッケンジー)
  
 2019年に日本で行なわれるワールドカップでオールブラックスが3連覇を達成するために必要なことや、大会に対する思いも聞いた。

「今、勝てていても2019年に勝てる保証はない。足固めが必要だ。近道はない。着実にやるべきことをやるしかない。日本開催のワールドカップに出場して、3連覇を達成できたらうれしいね!」(ルアトゥア)

「勝つための近道はない。2019年は自分も出場したいが、個々の選手がパフォーマンスを高めていくしかない」(LOバレット)

「オールブラックスだけではなく、すべてのラグビー選手にとってワールドカップはドリームだ。僕も実現したいが、長い道のりがある。練習して成績を残して、ワールドカップに優勝できたら、それ以上に嬉しいことはないだろう」(レイナート-ブラウン)

「スーパーラグビーでいい成績を挙げないとオールブラックスに選出されない。何とかしていいプレーを続けてワールドカップに出場できれば、それほどうれしいことはない」(マッケンジー)

 オールブラックスは、すでに2019年のワールドカップ出場を決めており、それだけに日本代表と同じ組に入る可能性もある。この4選手は、2015年大会は出場しておらず、2019年のワールドカップに対する思いは強い。特に若いBKの2人は、今後のオールブラックスを担う選手と見られている。

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