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【ラグビー】清宮克幸が提言。「W杯予選リーグ敗退なら責任を取るべき」 (5ページ目)

  • 斉藤健仁●文 text by Saito Kenji
  • 村上庄吾●写真 photo by Murakami Shogo

 ヤマハを初の日本一に導いた清宮監督は、将来の日本ラグビーを考慮し、2015年のラグビーワールドカップの結果が持つ大きさを鑑(かんが)み、冷静かつ情熱を持って厳しい意見も述べたはずだ。サントリー時代から旧知の仲である、日本代表のジョーンズHCに対してはプロフェッショナルな指揮官として、尊敬しつつも、どこかライバル心のようなものも感じられた。清宮監督が言うように「日本のラグビー界の未来」がかかったラグビーワールドカップの初戦までもう70日を切った。「ベスト8」という目標を後押しすることはもちろん、ラグビーファン、ラグビーに関わるものたちの願いは、まずは24年ぶりの白星である。


【profile】
清宮克幸(きよみや・かつゆき)
1967年7月17日、大阪府生まれ。茨田高―早稲田大―サントリーでプレー。高校、大学、社会人、各チームで主将を務め、リーダーシップを発揮した。2001年に早稲田大学ラグビー蹴球部監督に就任し、3度の大学日本一に導く。その後、2006年サントリー監督に就任して、2年目にマイクロソフトカップ優勝。2011年にヤマハ発動機監督に就任。トップリーグ降格の危機に瀕していたチームを立て直し、2014~15シーズン日本選手権を制覇

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