トロロッソからF1緊急参戦か。
SF連勝のP・ガスリーが意味深な笑顔 (2ページ目)
レース終盤にはSUNOCO TEAM LEMANSの2台(フェリックス・ローゼンクヴィスト&大嶋和也)が背後に迫るシーンもあったが、ガスリーは危なげない走りで首位の座をがっちりとキープ。最後まで落ち着いたレース展開を見せ、そのままチェッカーフラッグを受けた。
前戦と同じように、今回もマシンを降りたガスリーは雄叫びを上げてガッツポーズ。初めて経験するコースを2回連続で勝てたという事実は、彼にとって相当な自信につながったようだ。
「2連勝できるなんて、本当にうれしいよ! スーパーフォーミュラに参戦して間もない僕が、こうして2回も勝てたのはチームのおかげ。着実に成長していると感じている。パフォーマンスがよくなると、ドライバーとしてもモチベーションが上がるから、今は本当に最高な気分だよ。でも、もっと改善してよくなると思っているので、残りのレースも変わらずにチームとともにがんばっていきたい」
今回の勝因をひとつ挙げるとすれば、それはスタートでのタイヤ選択だろう。ガスリーをはじめ予選上位10人は当初、ミディアムタイヤを装着してピットを後にした。ところが、グリッド上での作業禁止時間となるスタート5分前の直前になって、ガスリー陣営は急いでタイヤを交換。結果的に、上位陣のなかではガスリーだけがソフトタイヤを装着することになったのだ。
※スーパーフォーミュラでは、F1のように予選Q3で装着したタイヤを決勝スタート時に使用しなければいけない等の制限がないため、作業禁止時間になる前であればグリッド上でのタイヤ交換は可能。
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