【競馬予想】今年最初のGⅠ、フェブラリーSで注目すべき血統は? レースと相性がよさそうな2頭に期待 (2ページ目)
さらに祖母の父マキアヴェリアンは、2024年に11番人気で勝利したペプチドナイルの祖母の父で、昨年の2着馬サンライズジパングの母系にも名を見せる血だ。ペプチドナイルはキングカメハメハ産駒なので、ブライアンセンスと似た血統構成となっている。
ブライアンセンス自身も「東京・ダート1600m」は好成績。3歳時に4戦し、1勝クラスで勝利してGⅢユニコーンSで3着に入るなど、1勝、2着1回、3着2回で着外なしとなっている。
東京コースは約2年4カ月ぶりとなるが、同馬は昨年、5歳にしてGⅢマーチS(中山・ダート1800m)で重賞初制覇を果たした遅咲き馬。当時より力をつけている状態で、好成績を残している条件に出走するということで期待してよさそうだ。
2走前の師走S(中山・ダート1800m)は6馬身差で圧勝。前走のGⅡプロキオンS(京都・ダート1800m)は4着と敗れたが、展開が向かないなかで、勝ち馬から0秒2の僅差に入る好内容だった。今回は、師走SやマーチSなどで3勝を挙げている岩田望来騎手とのコンビに戻るのも心強い。
思えば、2024年に勝利したペプチドナイルも、当時はGⅠ初出走の6歳馬だった。その前年の暮れにリステッド競走を勝利し、前哨戦で敗れての参戦だったが、ブライアンセンスもそれに続くことができるか。
【もう1頭もコース相性がいい6歳馬】
もう1頭はペリエール(牡6歳、美浦・黒岩陽一厩舎)を推す。同馬の父ヘニーヒューズの産駒はこの「東京・ダート1600m」が非常に得意で、552戦65勝(勝率11.8%)という成績。このフェブラリーSでも、2016年にモーニンが勝利しているほか、2024年にはセキフウが13番人気ながら3着と激走している。
さらにペリエールは、母の父フジキセキが2006年の勝ち馬カネヒキリの父で、祖母の父エルコンドルパサーが2008年の勝ち馬ヴァーミリアンの父と、母系の血の相性も抜群だ。
ペリエール自身も「東京・ダート1600m」は2023年のGⅢユニコーンS、ヒヤシンスSで勝利している得意条件。直近2走はともに10着と精彩を欠いているが、いずれも1800mと距離が合わなかった。今回は見直していいだろう。
以上、今年のフェブラリーSはホッコータルマエ産駒ブライアンセンス、ヘニーヒューズ産駒ペリエールの2頭に期待する。
著者プロフィール
平出 貴昭 (ひらいで・たかあき)
主に血統分野を得意とする競馬ライター、編集者。(株)サラブレッド血統センター在籍。著書に『覚えておきたい日本の牝系100』『一から始める! サラブレッド血統入門』など。「週刊競馬ブック」で『血統見聞録』を連載するほか、「競馬四季報」などの編集業務にも携わる。そのほか、『優駿』などにも寄稿。twitterアカウント:@tpchiraide
【写真】 競馬記者・三浦凪沙 インタビューカット集
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