リバティアイランド1強の構図で有利になる穴馬とは? 高田秋がオークスで期待する5頭 (2ページ目)

  • 河合 力●取材・文 text by Kawai Chikara
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

●「展開的に有利になる馬」とは?

 問題は、その他の馬たち。私が今、気になっているのはゴールデンハインドです。

 桜花賞には出ておらず、前走はオークストライアルのGⅡフローラSに出走。7番人気ながら、スタートから逃げて最後にもうひと伸び。見事に逃げ切ってこの舞台に進んできました。

 オークスは2400mという長い距離がカギになりますが、この馬のお父さんはゴールドシップで、スタミナは十分ありそう。フローラSからの好走馬も過去に多く、人気がない時に穴を開けているケースも目立ちます。

 展開的にも、リバティアイランドが後方から行くのなら、先行するこの馬はマークが薄れて有利になるかな、と。今回もあれよあれよと押し切るパターンに期待しています!

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