リバティアイランド1強の構図で有利になる穴馬とは? 高田秋がオークスで期待する5頭 (3ページ目)

  • 河合 力●取材・文 text by Kawai Chikara
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

●推し馬に可能性あり

 次に気になるのは、穴っぽいところでキタウイングですね。

 この馬はずっと馬券を買っていて、というのも、私が北海道出身なので「北」つながりで応援している......という理由なのですが(笑)。

 ただ、そうやってこの馬をずっと追いかけてきたからこそ、今回は可能性があると思っていて。その理由は、まずここまでに重賞を2勝しているということ(GⅢ新潟2歳SとGⅢフェアリーS)。実力は間違いなくあるはずです。

 ここ2戦は大きく負けていますが、キタウイングは追い込みのスタイルで、前々走のGⅡチューリップ賞(7着)は直線で他の馬にぶつけられてしまったり、前走・桜花賞(12着)は、リバティアイランドは別格として、他の馬は先行した組が上位に来ていたり。大胆な戦法なので、この2戦は展開が向かなかったとして度外視してもいいかな、と。

 巻き返す可能性はあると思いますし、距離もコースも大きく変わる今回は見直せるはず。期待しています!

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