スプリングSは過去に激走を遂げた3頭のパターンに酷似する伏兵3頭がアツい (3ページ目)
今年の出走馬で、このパターンのハマる馬は2頭いる。ベラジオオペラ(牡3歳)とホウオウビスケッツ(牡3歳)である。
ベラジオオペラは、2歳新馬(11月20日/阪神・芝1800m)を勝って、続く1勝クラスのセントポーリア賞(1月29日/東京・芝1800m)も快勝。いずれも先行しながら、終(しま)いも33秒台の末脚でまとめる好内容のレースぶりを披露した。
ホウオウビスケッツも、2歳新馬(12月10日/中山・芝1600m)を制したあと、1勝クラスのフリージア賞(2月18日/東京・芝2000m)も勝ってデビュー2連勝。同馬も、2戦ともハナをきって見事な逃げきり勝ちを決めている。
2頭とも魅力的な存在だが、事例となるキタサンブラックは、前走で東京・芝2000mを勝ってスプリングSへ駒を進めてきた。そうなると、同じ条件の前走を制して挑むホウオウビスケッツのほうにより食指が動く。
次週からは、いよいよ春のGIシリーズが幕を開ける。となれば、そこへ向けて軍資金を稼いでおきたいところ。その手助けをしてくれるのが、ここに挙げた3頭であってもおかしくない。
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