アーモンドアイは絶対か。波乱続きの
安田記念は激走候補4頭で大勝負 (5ページ目)
吉田記者ももう1頭、昨年の高松宮記念の勝ち馬ミスターメロディ(牡5歳)を穴馬候補に推す。
「手前の関係から、左回りでパフォーマンスを上げるタイプです。加えて、スピードだけでなく、パワーも秘めています。この辺りが、芝、ダート問わずに走れる要因でしょう。
昨年の高松宮記念を勝って以降、8着、4着、6着と揮わないうえ、今回はおよそ7カ月ぶりのレースとなります。そうした状況にあっても、復帰戦をここにしたのは、関係者には多少なりとも色気がある、ということでしょう。
今回のメンバー構成であれば、楽に主導権を握れる算段。さらに好走するためには、時計の出やすい設定で、平均的なラップという条件がつくものの、人気薄の単騎逃げがハマれば、東京・芝1600mの舞台でも、馬券圏内(3着以内)への粘り込みがあっても不思議ではありません」
3歳クラシックでは、デアリングタクト、コントレイルといった断然の人気馬が勝利を飾ってきた。その流れを受けて、アーモンドアイが再び圧倒的な強さを見せるのか。それとも、過去の歴史どおり、今年も波乱が起こるのか。願わくは、ここに挙げた馬たちが見事な激走を見せて、高配当をゲットしたいところだ。
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