狙うは100万馬券。フローラSは穴党記者厳選の4頭でGI軍資金奪取へ (2ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO


フローラSでの一発が期待されるショウナンハレルヤフローラSでの一発が期待されるショウナンハレルヤ 実は、12着に敗れた前走のGIIIフラワーC(3月20日/中山・芝1800m)でも本命を打ちました。4コーナーまで絶好の手応えに見えたのですが、直線で他馬とスペースを争う形となり、最後はかなり危険な状況になって、そのまま後退してしまって......。

 自分は当日、勝った馬の関係者を中心に取材していたのですが、そのあと、検量室付近に戻ると、ただならぬ雰囲気になっていました。それだけ、直線での攻防は危険だったのでしょう。ショウナンハレルヤは、それほどの不利があったわけで、広い東京コースとなる今回は、巻き返しが期待できます」

 木南記者はもう1頭、人気のスカイグルーヴに匹敵する良血馬が気になるという。

フアナ(牝3歳)です。まだ未勝利戦(3月20日/阪神・芝1800m)を勝ったばかりですが、新馬戦(1月19日/京都・芝1800m)では、のちにオープン特別の若葉Sを快勝する高額馬アドマイヤビルゴの僅差の2着だったということで、評価が上がっています。

 フサイチコンコルドやアンライバルド、ヴィクトリーといったGI馬が近親にいる、バレークイーンからなる血統。母イサベルはフローラS7着でしたが、その弟アドミラブルはGII青葉賞を勝って、GI日本ダービー(3着)で1番人気に推されました。この時期の東京が似合う血筋です。初の東京で、手綱をとるライル・ヒューイットソン騎手がどう乗るのかにも注目しています」

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