西の「旅打ち」は、オグリキャップを生んだ笠松競馬の特別席から (3ページ目)

  • 土屋真光●旅人 Traveler&text&photo by Tsuchiya Masamitsu


笠松駅を降りたら、競馬場には線路下の通路をくぐっていく笠松駅を降りたら、競馬場には線路下の通路をくぐっていく 笠松競馬場は、名鉄・笠松駅から徒歩3、4分ほど。改札を出て線路下の通路をくぐり、土手を越えるとすぐ、目の前が入場門だ。

 笠松競馬場は、木曽川のほとりにある1周1100mの地方競馬場。地方から中央競馬に移籍して大活躍した、アンカツこと安藤勝己元騎手(現解説者)が所属していた競馬場として有名だ。現役では、柴山雄一騎手がもともとここの所属だった。

 競走馬で言えば、なんといってもオグリキャップだろう。そんな、1980年代後半に空前の競馬ブームを起こした「アイドルホース」の出身競馬場でもあり、「名馬・名手のふるさと」とも呼ばれている。

西日本の「旅打ち」スタートとなる笠松競馬場に到着西日本の「旅打ち」スタートとなる笠松競馬場に到着 入場料は、100円。netkeiba会員になっていると無料入場クーポンが利用できる(実は前夜に訪れた川崎競馬場も同様)。少しでも、節約、節約。

 競馬新聞は入場門の外で販売されているので、忘れずに。

 入場門をくぐると、左手に馬が駆ける像がある。オグリキャップの像だ。足もとにはオグリキャップのたてがみが納められたレリーフが飾られている。

 笠松が生んだヒーロに、まずは一礼。いざ、「旅打ち」第1ラウンドへ。

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