2016.08.19

エビフライが100円! 安い、
うまい、笠松競馬場の「名古屋めし」

  • 土屋真光●旅人 Traveler&text&photo by Tsuchiya Masamitsu

「夏競馬」珍道中~西日本編(3)

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たっぷりの味噌だれが食欲をそそる「名古屋めし」 夏競馬の「旅打ち」。第1ラウンドに選んだ笠松競馬では、最初のレースがタテ目でハズレ、次もトリガミ......。ある意味日常どおりとはいえ、早くも心が折れそうになる。

 エアコンの効いた室内で、同時に冷え込む財布の中身。今後の旅程を考えると、ここで散財するわけにはいかない。

 何が足りないのか? そうだ、今日はまだ食事をとっていないじゃないか。「腹が減っては戦はできぬ」である。そういえば、編集担当Tも「各地、各競馬場の食レポもよろしく」などと言っていた。

 とはいえ、ここでひと悩み。実はワシ、年明けから食事制限と運動による減量に取り組み、半年かけてその成果が出てきたところである。そんな状況にあって、"ギャンブル・フード"なんて、もってのほか。いわば、今のワシにとっては、水と油。というか、それは油と脂の"塊"みたいなもの。そんなものを食したら、リバウンド確定である。

 だいたい、この飲食代も5万円の中で「賄(まかな)え!」と言うではないか。居酒屋のアルバイトだって、交通費と賄いの食事は給料とは別だというのに......。これからは「ブラック媒体・スポルティーバ」と、心中で呼ぶことにしよう。

 さて、笠松はエリアで言えば、名古屋圏。名古屋と言えば、「名古屋めし」だ。場内で売られているのは、八丁味噌を使ったどて煮や、串カツなどのフライ物、そしておでんが多い。