2016.04.28

他陣営もお手上げ? 年度代表馬モーリス、香港でGI4連勝へ

  • 土屋真光●文・写真 text & photo by Tsuchiya Masamitsu

 昨年のJRA年度代表馬が香港で2016年の始動戦を迎える。

 昨年、安田記念(2015年6月7日/東京・芝1600m)、マイルチャンピオンシップ(同年11月22日/京都・芝1600m)、香港マイル(同年12月13日/香港シャティン・芝1600m)と3つのGIを制し、JRA賞の年度代表馬と最優秀短距離馬に選出されたモーリス(牡5歳、父スクリーンヒーロー、堀宣行厩舎)がカムバックする。復帰の舞台は、5月1日、昨年の香港マイルと同じコースで行なわれるGIチャンピオンズマイル(シャティン・芝1600m)。奇しくも2戦続けて香港での出走となる見込みだ。

昨年の年度代表馬モーリス。その力を再度、香港で発揮できるか?

 香港における国際招待競走といえば、1週前に行なわれたGIクイーンエリザベス2世カップ(シャティン・芝2000m、以下QE2C)に、日本からラブリーデイ(牡6歳、父キングカメハメハ)、サトノクラウン(牡4歳、父マルジュ)、ヌーヴォレコルト(牝5歳、父ハーツクライ)の3頭が挑み、そのいずれかによる勝利が確実視されながら、ラブリーデイの4着が最先着と、地元勢の壁に阻まれたばかり。また、香港で従来から行なわれている国際招待競走のうち、日本調教馬が一度も勝利したことがないのが、このチャンピオンズマイルである。果たして、モーリスは再び昨年のパフォーマンスを発揮し、それらの不安を払拭することができるだろうか。