「レッスンに3カ月通っているが、ゴルフが上手くならない」アマチュアゴルファーの悩みに対するレッスンプロの回答は?

  • 鈴木康介●構成 text by Suzuki Kosuke

吉田洋一郎が斬る
「ゴルフのそれって本当ですか?」

photo by Kishimoto Tsutomuphoto by Kishimoto Tsutomuこの記事に関連する写真を見る世界各国の一流インストラクターから最先端のゴルフ(レッスン)メソッドを学んできた吉田洋一郎氏が、アマチュアゴルファーの「それって本当?」「正しい方法って何?」といった疑問や悩みを解決していく動画レッスンの連載がスタート。第1回は「レッスンを受けても上手くならない!」という悩みに答える――。

連載◆第1回
Q.レッスンを受けても上手くなりません!

A.「ゴール」と「プロセス」をコーチと共有しよう

 最初の相談者は、「レッスンに3カ月通っているが、上手くならない」という悩み。吉田プロは「できればもう少しがんばって半年くらいは通ってみてほしい」と話す。

 ゴルフのレッスンは、なかなか短期間では結果が出にくいものだ。だからこそ、今受けているレッスンの"ゴール"はハッキリしているのか、改めて見つめ直すことも必要かもしれない。

 スイングをきれいにしたいのか、具体的なスコアの目標はあるのか。このゴールが見えなければモチベーションも上がりにくく、そのためのプロセスも不明瞭になってしまう。

 また、レッスンの成果をきちんと評価することも重要だ。レッスンの場面ではどうしても"今"との比較で「もっとこうしたい」とばかり考えがちだが、最初の状態と比較してきちんとステップアップしていることを確認することも忘れないでほしい。

 いずれにしても、大事なのはコーチとのコミュニケーション。これらの問題を生徒と共有し、プロセスを示して、生徒のモチベーションを高めてくれるコーチがいいコーチだと吉田プロは言う。教わる側も、コーチを冷静に見極める視点を持ちたいものだ。

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