【木村和久連載】実践『シニアの復活ゴルフ』。15年ぶりにハンデキャップを取得して (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 ちなみに、うちのコースはハンデ13までレギュラーティーを使用して競技をするので、非常に助かっています。おそらく今後、ハンデ12以上になることはないと思うので、生涯レギュラーティー競技の参加かな、と思っています。それはそれで、とても助かりますが。

 他、オフィシャルハンデを持っていると、コンペの時のプライベートハンデ算出の参考にされます。プライベートハンデは、そのコンペの幹事やハンデ委員が決めますが、通常オフィシャルハンデから5つぐらい上がります。つまり、オフィシャルハンデが20なら、プライベートハンデは15ぐらいになるのです。

 だから、オフィシャルハンデ15ぐらいだと、プライベートハンデがシングルになることも。なんか、カッコいいですね。

 あと、名門倶楽部だと、ラウンドの際にハンデを聞いてくることがあります。特にバックティーでプレーする際には、一組4人のハンデ合計が60以内とか、制限がある場合があったりしますから。まあ、私の場合は今後、バックティーでラウンドすることはないと思いますがね。

(3)ハンデキャップは今後上げられるのか?
 ホームコースの優位性は、どのぐらいあるのでしょうか? 一概には言えませんが、コースを熟知している点で言えば、ビジターよりメンバーのほうが、スコア的には2~3は優位になると言われています。

 そういったなか、競技に出るようになれば、練習にも励みますから、実力もアップするはずです。ハンデ20ぐらいの人であれば、コースに通って、日夜研鑽して競技に出れば、かなりの確率で好成績を残せるのではないでしょうか。そうなれば、ハンデキャップの上昇は見込めます。

 昔、鶴舞カントリー倶楽部のメンバーだった頃は、ハンデ19ぐらいから始まって、最終的にはハンデ12までいきました。

 ただ、競技で優勝した時はハンデ17や18ぐらいでしたから、入賞のチャンスは下手なほうがあります。かつてのホームコースでは「期待の大物新人」という方が現れて、2回連続で月例優勝を果たし、「3回連続なるか?」と話題になったことがありましたが、その人のハンデも20前後でしたね。それが、ハンデ戦のいいところでもありますね。

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