渋野日向子がアメリカの芝に泣かされた。「1mのパットでも緊張した」

  • text by Sportiva
  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko

 米LPGAツアーに参戦中の渋野日向子が、ショップライト・クラシック(10月1日~4日/ニュージャージー州)に出場。4日間通算6アンダー、27位タイに終わった。

「バーディーを取ったところはよしとして、パッティングが本当に足を引っ張った。もう萎えまくりです......。アメリカに来てから、灼熱のなかでの試合があったり、山火事があったりして、今回、やっと普通に試合ができると思ったら、ポアナ芝にやられた......」

 今大会、渋野はグリーン上で苦戦を強いられた。アメリカ特有のポアナ芝によって、ラインが読み切れないうえ、距離を合わせることにも苦心していた。

ショップライト・クラシックではパットに苦しんだ渋野日向子。photo by Getty Imagesショップライト・クラシックではパットに苦しんだ渋野日向子。photo by Getty Images それでも、初日は3ボギー、1ダブルボギーを喫するも、1イーグル、6バーディーを奪って「68」。3アンダー、22位タイとまずまずのスタートを切った。

「(インスタートの)前半は、自分のショットに納得していなかったんですけど、どうしてなのか、本当にびっくりするくらいのスコアが出ていた。後半になって、徐々に自分の思うようなスイングができるようになってきていたのに、今度はグリーン上で苦戦をしてしまって......。後半に関しては、もったいなかったなと思います。

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