【木村和久連載】倶楽部メンバーになる前に。視察プレーのポイントは? (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 大事なことは、チェックポイントがどうしたこうしたよりも、自らのインプレッションです。どういうところを気にするかは、個人の勝手です。

 次に、過去に私が気にしたところを示していきましょう。

(5)視察プレーでチェックしたいところ
・和定食
 たいがい高くて、焼き魚に、納豆と焼のり。あと、漬物が少々。「これで、1000円かよ!?」と思ったら、記念に食べておきましょう。

 ここで萎えてはダメです。どのコースも一緒ですから。

・自動販売機の値段
 ドリンクの自販機は「ゴルフ場価格」と言って、昔はジュースやお茶が1本、250円ぐらいはしました。今は、150円ぐらいでしょうか。高すぎるのは、納得ができません。

・客層を見る
 自分より若くて元気な人が多いから、気に入るという人もいれば、逆に年寄りばかりで「落ちつく」と言って、気に入る人もいます。

 要チェックなのは、気難しい人や口うるさい人が多いかどうか、でしょうか。

・マナー&服装
 大概、来場時はジャケット着用と書いていますが、それをどう理解するか。個人的には形骸化しているコースが好きです。

 いちいち、服装のことを言われたくないですから。中学校じゃあ、あるまいし。それに、私は足が外反母趾なので、スニーカー派です。革靴は苦手。あんまりうるさいコースはどうかな、と。

 無論、「自分はビシッとキメてコースに行きたい」という方は、格式のあるコースへどうぞ。これは、各々の判断にお任せします。

・風呂場
 風呂の温度は、あまり熱いと困ります。理想は、湯船が熱いのと温(ぬる)いのが分かれているのがいいです。

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