【木村和久連載】快適なゴルフを
楽しむために、徹底すべきトイレ対策 (2ページ目)
または、スタート1時間前にクラブハウスで食事を摂るとしましょう。そこから練習でもすりゃいいのに、たいていはそのままクラブハウスに残って、先輩や取引先の偉い人とかと、芸能界裏話みたいなネタで盛り上がったりするわけです。
すると、全員大爆笑で時間を忘れ、誰かが「オッといけない。そろそろスタートですね」と言って、そそくさとキャディーマスター室前へ。そこで、トイレに行きたいけど、時間もないし、出る様子もないので、そのままスタートします。
けど、そうした場合、スタートホールのセカンドショットを打った辺りで、たいてい便意がもよおしてきます。よくあるパターンですね。
こういうことを未然に防ぐにはどうしたらいいのか。状況を分けて考えてみます。
◆スタートが早い場合
8時台とか、わりとスタート時間が早い時は、その日の朝はおおよそ5時くらいに起きます。起きたらすぐに、ヨーグルトやジュース、バナナなどを食べて支度し、コースに向かいます。
もしトイレに行きたくなったら、途中でどこかに寄って済ませればいいだけの話。7時過ぎにコースに着いて、8時スタートならば、それまでは何も口には入れません。
スタート直前に、お腹に刺激を与えることが一番いけないのです。冷たい飲み物なんて、絶対ダメ。飲むなら、温かい飲み物にしましょう。
朝のトイレは必ず出す必要はありません。もし出ないなら、そ~っとしておいて、ラウンドをスタートさせます。
オジさんの場合、お腹方面はデリケートなので、早く出てくるか、便秘気味になって、あとで一気に出るか、です。まあ、それを判断するのが、難しいんですけど......。
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