2019.04.17

「石川遼は必ず復活できる」
タイガー・ウッズの元コーチらが断言

  • 吉田洋一郎●文 text by Yoshida Hiroichiro
  • photo by Getty images

 石川遼(27歳)が、アメリカPGAツアーメンバーの資格を失って1シーズンが過ぎた。

 昨年は主戦場を国内ツアーに移したが、未勝利。賞金ランキングは22位にとどまった。最終戦の日本シリーズJTカップで2位に入って「いよいよ復活か」と期待されたものの、年明けに海外で行なわれた3試合に出場して予選落ち2回。2日間のツアー外競技、日神カップ千葉オープンでは連覇を果たしたが、同じく2日間のツアー外競技、岐阜オープンクラシックでは予選落ちと、いまだ完全復調には至っていない。

 ここ数年のプレーぶりに、かつて日本ツアーを盛り上げた頃の期待感や輝きはない。20代半ばにして、石川はキャリアの大きな壁にぶち当たっている。

石川遼は再び世界で羽ばたくことができるか そんな石川と同様、世界のトップツアーにおいても、若くして成功と挫折を味わった選手がいる。2016年リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得し、その後、世界ランキング1位にもなったジャスティン・ローズ(38歳/イングランド)だ。

 ローズは17歳のとき、アマチュアとして出場した全英オープン(1998年)で4位に入って一躍脚光を浴びた。その直後、ローズは石川と同じように10代(17歳)で即プロ入り。その活躍が大いに期待された。

 しかし、プロ入り後のローズは、優勝どころか、17試合連続予選落ちを喫するなどして、欧州ツアーでのシード権獲得さえ果たせなかった。15歳のアマチュアでプロツアーを制し、プロ入りした翌年も勝利を挙げている石川に比べると、ローズはかなり早いタイミングでキャリアの壁が訪れたと言える。