2018.08.16

【木村和久連載】プロアマ再点検。
その世界をどこまで知っていますか?

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第168回

 今年ほど「プロアマトーナメント」という言葉が、全国区に躍り出た年はありません。これもひとえに、片山晋呉選手の功績(?)と言ってもいいのかもしれません。

 プロとアマチュアが一緒にゴルフをするから「プロアマ」ですが、その試合形式は多岐にわたり、「これが、プロアマなの?」といったコンペもあり、その裾野は広がっています。

 というわけで、今回は「プロアマ」の種類と広がりについて、考察していきたいと思います。

 プロアマで最も有名なのは、AT&Tペブルビーチプロアマ(1986年~)でしょう。

 そもそもの始まりは、1937年からスタートしたビング・クロスビー・ナショナルプロアマ(1985年まで)。4日間のトーナメントで、プロとアマが組んでの試合となります。

 独特な組み合わせとスコア計算方法で行なわれていますが、プロトーナメントとして成立しており、PGAツアーに組み込まれています。

 他、ボブ・ホープ・クラシック(1960年~2011年)が前身となる、キャリアビルダー・チャレンジ(2012年~2015年まではヒューマナ・チャレンジ)も、PGAツアーのトーナメントのひとつで有名です。

 先のビング・クロスビーはアメリカの歌手・俳優で、『ホワイト・クリスマス』などのヒット曲で一世を風靡。ボブ・ホープもアメリカのコメディアンで、『腰抜け二挺拳銃』などの映画で人気を博しました。

 特にボブ・ホープのゴルフ好きは有名で、PGAツアーにも出ているし、歴代の大統領とラウンドもしているし、果てはゴルフ殿堂入りまで遂げています。