上り調子のタイガー・ウッズ。相性抜群の舞台で「有終の美」を飾るか

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

WEEKLY TOUR REPORT
米ツアー・トピックス

 オハイオ州のファイヤーストーンCCに、タイガー・ウッズ(アメリカ)が優勝候補の一番手として戻ってきた――。

 来季から冠スポンサーが変わる、世界選手権シリーズ(WGC)ブリヂストン招待(8月2日~5日)。同舞台で行なわれるのも、今年が最後となる。

タイガー・ウッズ、得意舞台で復活優勝なるかタイガー・ウッズ、得意舞台で復活優勝なるか 当初、メジャー14勝を含めてツアー通算79勝の実績を誇るウッズでも、WGCの出場権は保持していなかった。だが、復帰後の復調が著しい今季はコンスタントに好成績を残して、先のメジャー第3戦、全英オープンでは6位と奮闘。その結果、世界ランキングは50位まで浮上し、今回のWGC ブリヂストン招待の出場権を得たのだ。

 ウッズが同大会に出場するのは、2014年以来4年ぶりのこととなるが、このニュースによって大騒ぎとなったのは、開催地のオハイオ州アクロンだ。

 なにしろ、舞台となるファイヤーストーンCCは、ウッズにとって相性抜群のコース。過去、同会場で行なわれたブリヂストン招待では8度も優勝を飾っているのだ。

 その大会も今年で最後。そんな"フェアウェル・トーナメント"で、最も馴染みのあるウッズが復活優勝を飾ったら......と、地元関係者やファンらが胸躍らせて、大いに盛り上がっているわけだ。

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