2018.01.30

タイガー・ウッズ復帰フィーバーの中、
松山英樹は今季初Vへ予行演習?

  • text by Sportiva
  • 武川玲子●協力 cooperation by Reiko Takekawa

「ここ数年、ほとんどツアーでプレーしていなかったことを考えれば、この4日間はとてもいいプレーだった。フェアウェーの真ん中にはなかなか打てなかったけど、グリーンに乗せることはできた。全体的にはとてもポジティブだったし、(自らのプレーに)満足している」

 そう語ったのは、PGAツアーのファーマーズ・インシュアランス・オープン(1月25日~28日/カリフォルニア州)で、1年ぶりにツアー復帰を果たしたタイガー・ウッズ。何とか予選通過を決めると、最終的には通算3アンダー、23位タイという成績で4日間を戦い終えた。

 ウッズは昨年も、この大会でおよそ1年5カ月ぶりにツアー復帰。その際は、あえなく予選落ちを喫したことを思えば、上々の結果である。ウッズ本人も、今回の結果と内容には納得している様子で、今後に向けてかなりの手応えを得たようだった。

 そんなウッズの復帰戦はメディアからも注目を集めていたが、それ以上にすごかったのは、ファンの熱気だ。ウッズの地元開催の大会とあって、会場には連日多くの観衆が詰めかけた。決勝ラウンドに入ると、メジャー大会並みのギャラリーが集結。とりわけウッズの組は、常に人垣が連なっていた。

 その中で、ウッズは堂々とラウンド。心許ないプレーが目についた、これまでの復帰戦とは明らかに違った。

「今週のファンは素晴らしかった。とても騒がしかったし、興奮していたけれども、(自分のことを)とても尊敬してくれていた。彼らの前でプレーできたのは本当にうれしかったし、自信を持って次の大会でもプレーできる」

 そう語るウッズの姿を見て、メディアはもちろんのこと、多くのファンが、今後の彼の活躍に期待を膨らませたのではないだろうか。